ピロリ菌がアンモニの口臭になる原因と改善方法について

ピロリ菌がアンモニアの口臭を発生させる理由と解消方法について

 

ピロリ菌は一度は聞いたことがあると思う、感染力のある菌です。

 

グラム陰性微好気性細菌で1980年代にオーストラリアの研究員によって発見された菌です。

 

通常は胃の中で細菌が生きていけない環境だと思われていましたが、この細菌が持つ酵素によって胃酸などを中和して生存していけるということです。

 

胃腸の病気にも深く関わっていることでは良く知られていますが、口臭の原因になるともいわれています。

 

若い人より、中高年の人に感染しているケースが目立ちますが、水道水がなかった頃の地下水などが原因ともいわれています。

 

どちらにしても口から人へと感染することもありますので注意が必要です。

 

どのような理由でピロリ菌がアンモニアの口臭を発生するのかお伝えします。

 

ピロリ菌がアンモニアの口臭をなぜ発生させるの?

ピロリ菌がアンモニの口臭を発生させる理由について 
胃の中にあるピロリ菌は体にいろいろな悪さをすることで知られています。

 

そして口臭の原因となっている可能性もあります。なぜ口の臭い原因が胃の中にいる細菌によって引き起こされるかですが、可能性の一つとしてアンモニアが関係しています。

 

まずピロリ菌に関して話を進めましょう。

 

正式名称はヘリコバクターピロリといって、胃の粘膜に生息しています。

 

通常、細菌は胃の中で分泌されている強い酸性の胃液によって死滅します。

 

しかしこの細菌は、胃液の中でも生き残ります。

 

そして長年生息することで胃壁を傷つけるなどの悪さをします。

 

その結果、胃炎や十二指腸潰瘍などの病気の原因にもなり、また最悪の場合、胃がんの発症因子になる恐れもあるほどです。

 

そして口の臭いの要因にもなりえます。

 

この細菌がなぜ強い酸性の胃液の中でも生息できるかですが、ウレアーゼという酵素を出すためです。

 

ウレアーゼには胃酸を中和してしまって、細菌を死滅させるパワーを抑え込んでしまいます。

 

この胃酸と中和する工程の中で、胃の中にある尿酸を分解してアンモニアが生まれます。

 

アンモニアは尿などに関係する物質で悪臭を放つことで知られていますが、このアンモニアが呼気と混ざることで、嫌な口臭を作り出していると考えられます。

 

またピロリ菌が胃の中に生息することで、胃の不調をもたらします。

 

胃腸にも影響を与える 

 

このため、食事をしても十分食物を消化分解できなくなります。

 

すると胃の中にある食べ物が時間の経過とともに発酵してしまいますので、この発酵した物質が胃壁を介して血液の中に吸収されます。

 

そして体内を循環して、呼気として排出されるということにもなります。

 

口の嫌な臭いですが、その9割くらいは歯周病などの口の中の病気によってもたらされると考えられます。

 

上で紹介したような胃の中の細菌によってもたらされるケースはレアといえますが、ただしそのような事例は少ないながらもあるにはありますので、注意しましょう。

 

ちなみに日本人でピロリ菌を胃の中に飼っている人は、10〜20代の若い世代であれば2割程度といわれています。

 

しかし年齢が上になればなるほど、感染率が高まります。

 

50代以上を対象にすると、約8割もの人が感染しているというデータもあるほどです。

 

もし年配の方で、口の臭いが気になっているのであれば、胃の中で生息しているピロリ菌が悪さをしている可能性も十分考えられます。

 

しかしきちんと治療を受ければ、ピロリ菌を追い出して、胃の中をきれいにすることも現在では可能です。

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